履歴書/職務経歴書アドバイス

職務経歴書には何をどう書く?職務経歴書の書き方マニュアル

職務経歴書は、転職時に履歴書とあわせて提出を求められる書類です。履歴書は個人情報を確認する書類、職務経歴書は過去の経歴から自身の能力をアピールする書類と言われています。ここでは、履歴書と職務経歴書の違いや、実際の職務経歴書の書き方、多くの担当者が判断基準にしている「職務経歴書に記載するべき4つのポイント」をお伝えします。

履歴書と職務経歴書の違い、職務経歴書の役割

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職務経歴書の役割

職務経歴書はあなたの能力をアピールする書類で、履歴書では確認しにくい業務スキルや考え方を明らかにするという役割をもっています。企業の担当者は職務経歴書を見て、あなたが過去の職務経験で得た能力や考え方が自社で活かせるか判断します。このため、職務内容は具体的かつ、わかりやすく記載できているかがポイントになります。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は氏名や通勤できる場所に住んでいるかなどの基本的な情報を確認するツールです。対して職務経歴書は、あなたがどのような職務を経験し、どのような能力を持っているのか確認する書類です。

職務経歴書作成時の基本的なマナー

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職務経歴書の基本的な書き方

職務履歴書はPCでの作成をお勧めします。枚数は、企業の担当者への読みやすさを考慮して2枚に収めるのが一般的。あまり長いと担当者に読んでもらえない可能性があるので、多くても3枚以内に収めるとよいでしょう。

PCで職務経歴書を作成する場合

PCで職務経歴書を作成する際、フォントは明朝体、文字の大きさはタイトル・見出し(13~16pt)と本文(10.5pt)で分けるのが一般的です。飾り文字やPOP体などの明朝体以外の字体や、文字が大きすぎたり小さすぎたりすると読みにくくなるのでビジネスシーンには適しません。読み手である担当者のことを考えていないと判断されてしまう可能性がありますので控えましょう。

職務経歴の書き方は2パターン

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時系列にそって作成する

過去の経歴から時系列に沿って職務内容を記載することで、職務ごとの習熟度や成果がわかりやすくなります。

職務内容をプロジェクト単位に記載する

エンジニアなど、専門性の高い技術職の場合は、プロジェクト単位もしくは業務内容ごとにまとめて記載してもわかりやすいでしょう。加えて、同じ職務内容で転職回数が多い場合にも、わかりやすくスキルを記載できるため向いていると言えます。

職務経歴書を作成する

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まずは職務経歴書作成のための準備をしよう

企業の担当者に、あなたの経験・能力や知識をわかりやすく伝えるためには準備が必要です。具体的には2点。1点目は、今までのキャリアの振り返りをすることです。「いつ・どこで・誰が・なぜ・何を・どのようにした」と、具体的に考えると職務経歴書に記載する内容を明確にしやすいでしょう。

 

2点目は、あなたが持つ経験・能力や知識から、応募先企業が求めるレベルに達している経験・能力や知識を見つけることです。技術的なものでも、コミュニケーション力などの対人的なものでも構いません。

「職務経歴書」と冒頭に記載、その下に日付、氏名を記載する

書類の一番上中央に、今回作成する書類名「職務経歴書」と記載します。その下に右寄せで日付、氏名の順で記載しましょう。

職務要約

職務要約とは、過去の職務経歴を200~250文字ほどにまとめて記載する箇所です。応募先企業が求めるスキルを持っているとわかるように作成できるとより良いでしょう。

勤務先企業

「勤務先企業」には、過去に勤務した企業の社名、設立、事業内容、従業員数、売上等を記載。尚、過去に複数の会社での勤務経験がある場合は、1社ずつ分けて記載します。キャリア形式で職務経歴書を作成する場合は省略してもよいですが、最低限社名は記載しましょう。社名とあわせて、日系企業かどうかも記載することをおすすめします。

職務内容

職務内容には、「所属期間」「職務内容」「実績・表彰」「業務遂行にあたり工夫した点」「身につけたスキル」「仕事への姿勢」を記載します。誇張せず、客観的にわかりやすく記載するのがポイント。営業など、成果が数字で見えやすい場合はグラフなどを使用するのがおすすめです。

 

エンジニアなど成果が数字で見えにくい場合は、プロジェクトごとに業務内容、担当業務、開発環境や言語などを表にしてまとめるとどのプロジェクトでどのような業務に取り組んだかがわかりやすくなります。

 

業務にあたり改善提案したものなどでアピールしたい場合は、自己PR枠をを別途作成して記載しましょう。加えて、業務に関連した資格を取得している場合は資格名と、資格取得にあたり取り組んだことも記載します。

志望動機と自己PR

これらの項目には、あなたの経験や知識をどのように活かして貢献していきたいかを具体的に記載します。そうすることで担当者があなたの経験や入社後のイメージをより具体的に持つことができます。

他にもアピールできるポイント

ビジネスレベルで2カ国語以上話せる場合は強みと認定されやすいので、「語学スキル」などの項目をつくり、習得している各言語のレベルと学んだ期間も併せて記載しましょう。もちろん、JLPT(日本語能力試験)の取得状況や、受験予定を記載するのもおすすめです。

 

最後に、職務経歴書の作成が完了したら「以上」と右寄せで記載して完成です。

職務経歴書で採用担当者が気になる4つのポイント

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1、入社後に求められるスキルや経験を持っているか

まず、日本人など、自身と異なる文化を持つ人たちとのコミュニケーションが円滑にとれそうかどうか、気になる企業が多いようです。企業側には、「せっかく仲間になるのだから長く働いてほしい」という思いがありますので、コミュニケーションスキルに問題がないかを確認しています。

 

また、いくら技術力があるといっても、入社後に求められるものでなければ意味がありません。担当者が職務内容に目を通したときに、応募先が求める経験や知識を理解していて、求められるスキルを持ち合わせていることがわかるように作成しましょう。

2、業務への取り組み姿勢

どのような姿勢で業務に取り組んでいたのか評価されます。たとえばチームワークを大切にしている場合は、過去にどのようにチームに貢献してきたかを記載します。業務への取り組み姿勢においては協調性がとれるか、自己主張が強すぎないかという点も評価されるため、チーム目標や、任された役割、その役割に対してどのように取り組んでいたかなどを記載しましょう。

3、個人の強み

強みは人それぞれです。指揮をとることを強みとする人もいれば、確実に業務をこなしていくことを強みとする人もいます。自分は何が強みで、どのように貢献していけるか明確にすることが大切です。

4、向上心があるか

業務に必要な知識を得るために読書をする、セミナーに行くなど、現状に満足せずに業務に取り組んできたことがわかる内容を入れましょう。

職務経歴書は、客観的に見てわかりやすく作成するのが大切

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職務経歴書は、職務内容に加え、所属していた会社の事業内容や、身につけた能力、業務に対する考え方等、多くのことを記載する書類です。担当者が気にする4つのポイントと、客観的に見たときのわかりやすさを意識して職務経歴書を作成してみてください。

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