企業向け:採用ノウハウ

優秀なエンジニアの定義は?5つのタイプを解説

人手不足のいま即戦力として活躍してくれる優秀なエンジニアを採用したいと考える企業は多いと思います。けれど優秀なエンジニアは具体的にはどんな人なのでしょうか? 今回は彼らに共通する特徴を5つのタイプに分けて紹介していきます。

優秀なエンジニアってなに?

現場で活躍していたエンジニアが退職、なかなか人材育成がすすまない、人手不足に悩む企業は多いかと思います。「すぐにでも優秀なエンジニアを採用してくれ!」と人事に頼んだものの「優秀なエンジニアといわれても・・・それってどんな人ですか?」と聞かれたときにしどろもどろになるようでは欲しい人材は採用できません。

 

自分の会社にとって必要な人材=必ずしも世間で優秀といわれるエンジニアではありませんが、今自分の会社で活躍してくれる人材を定義するためにも、一般論を知ることは大事ですよね。世間で優秀といわれるエンジニアは一体どんな特徴があるのかご紹介していきますので、採用の際にご参考にしていただければ幸いです。

 

優秀なエンジニア5つのタイプとは?

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優秀なエンジニアの特徴として5つのタイプに分けてご紹介します。1つのタイプに当てはまるエンジニアも、複数の要素を掛け持ちしたタイプのエンジニアもいるのでキレイに5つのタイプに分かれるわけではありませんが、優秀なエンジニアといわれる人材は共通して下記のような特徴を持っていると言われています。

 

勉強熱心・圧倒的行動力タイプ

ワーク・イズ・ライフ。とにかく圧倒的な行動量でめきめきとスキルを上げていくタイプのエンジニアです。一般的に技術の進歩が早いIT業界では休日や就業後にプライベートの時間を自主勉強の時間に充てるエンジニアも多く、「paiza」のアンケートによると、日本人エンジニアの67%以上が仕事以外で週に5時間以上勉強しているという結果がでました。

 

 

休日に勉強会に行くのはもちろん、中にはプログラミング自体が息抜きになっているエンジニアもいるようで、彼らにとってプログラミングやIT技術の習得・キャッチアップは仕事という枠に収まらないライフワークと言えます。勉強熱心なエンジニアは、とにかく行動量も周りに比べて圧倒的に多く意欲的に新しい技術を身に着けていきます。

 

 

彼らのように新しい技術を呼吸するように身に着ける優秀なエンジニアは、プロジェクトがひと段落したタイミングや日々の業務がルーティンになってしまった時により新しい技術を学べる環境を求めて転職を検討するケースがあるようです。彼らのようなタイプを採用したい場合は、長いスパンで採用を進めるのがおすすめです。

 

ビジネス目線を持っている経営タイプ

エンジニアのなかには、コードを書くことだけが仕事と思っている人や、ビジネスの大局を見ずに部分的な仕事にだけ意識をとられてしまうエンジニアがいます。一方で中にはビジネス目線を持っている経営タイプのエンジニアも数は少ないものの存在します。

 

 

彼らはエンジニアとして優秀なだけではなく、様々な能力を発揮します。例えば下記は一部ですが、このようなスキルを持っている場合はかなり優秀なエンジニアと言えるでしょう。

 

 

  • 技術はビジネスの手段としてとらえている
  • 人を育てられる
  • コミュニケーションスキルが高い
  • マネジメント能力がある
  • 顧客折衝能力がある
  • プロダクトに対する責任感がある

 

 

作業者としてのエンジニアではなく、高い目線をもった仕事ができるエンジニアが採用できるとチームのマネジメントを任せられたり、若手の育成に取り組めたりと様々なメリットがあります。ここまでの能力を持つエンジニアは経験年数も長く大手や中小など様々な企業で経験を積んでいるため、引き抜くには多大なコストと労力がかかります。しかしビジネスへの熱量が高いため、ポジションや裁量によっては大手からベンチャーに移るという選択をする人も少なくありません。

 

変化に強いフリーランスタイプ

言葉通りフリーランスのエンジニアならフリーランスタイプ・・・というわけではありません。たとえフリーランスで生計を立てていたとしても時代の流れや技術の変化に置いていかれてしまうエンジニアは数多くいます。

 

 

フリーランスタイプのエンジニアは時代を読むのがうまく、常に5年先、10年先、15年先の未来を考えて行動しています。プログラミング言語も時代によって需要の変動があるように、一度習得した技術を漫然と維持しているだけでは、技術進歩の早いIT業界で生き残っていくことは出来ません。フリーランスタイプのエンジニアはどんな状況になってもエンジニアとして生き残っていくための覚悟をもっています。

 

 

今持っているスキルはいずれ使えなくなるかもしれない、プログラミングだけでは食べていけなくなるかもしれない、そんな危機感をもった優秀なエンジニアは自主的な学習や情報収集はもちろん、仕事の幅を広げることにためらいはありません。このようなフリーランスタイプのエンジニアの採用は非常にハードルが高く、文字通りフリーランスのように企業に縛られずに活躍する人、または個人で企業するような人まで様々です。どうしても採用したい場合はオファー年収や条件などに幅を持たせる必要がありそうです。

 

自分のウリを理解している適材適所タイプ

エンジニアとしてプログラミング言語を多数操る人材と聞けば誰でも彼は優秀なエンジニアであると認めるでしょう。しかしエンジニアの優秀さとは技術的な強みだけを指しません。たとえば一匹狼のようなエンジニアが多いなかで、チームのマネジメントや顧客折衝力など、他の人が持っていない強みをを持つエンジニアがいたらどうでしょうか?

 

 

またはこれから海外に進出しようと計画している企業に英語やベトナム語が堪能なエンジニアがいたら?職場でも色々なチームから引っ張りだこになると思いませんか?特定の技術力ではなく、自分の強みを生かせるフィールドを理解している人もまた優秀なエンジニアと言えます。

 

 

しかしビジネスへの理解やコミュニケーション能力など自分のウリを理解しているエンジニアはあまり多くはいません。自身の評価を客観的にできて、現場のニーズに合わせて自身の強み・ウリを前にだしていける人材がいれば、多くの企業からオファーが届くため採用競争率は高いと言えます。

 

几帳面な職人タイプ

几帳面で細かいところに気づく。ずれや細かい間違いが気になって気になって仕方がない。要件を満たしてはいるけれど、自分の納得のいかない状態の成果物を出すことに大きな拒否反応を示すのが職人タイプ。

 

 

周りから見て、そこまでこだわる!?と驚かれるほど細かい部分にも気づくので、出てくる成果物の質が非常に高いのが特徴です。エンジニアという仕事の性質上、職人タイプのように自分の時間まで犠牲にして質にこだわるタイプはエンジニアとしての適応力も高く非常に優秀といえます。しかし几帳面さは仕事にも大いに役立一方で細かい部分が気になってしまい人知れずストレスを抱えることもあるようです。

 

 

几帳面さというのは他のタイプのエンジニアが併せ持つ特徴でもあり、IT業界で顧客ありきの仕事を提供するうえで根本的なスキルと言えます。

 

自分の会社にとっての「優秀なエンジニア」を知る

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上で紹介した優秀なエンジニアの定義を知っておけば、いざ採用したいと思ったときに軸を決めてほしい人材にアプローチすることができます。会社の大きさや事業フェース、いまのチームの構成、進んでいるプロジェクト、プロダクトの種類によって必要になってくる人材は変わってきます。

 

 

どんなに優秀なエンジニアでも環境が変われば活躍できないことも、反対に他の環境で生かせなかったスキルが活かされることもあります。世間一般的に優秀ならば採用!と決めてしまうのではなく、採用担当者と現場、そして経営層も交えてしっかりと今自分の会社に必要な「優秀なエンジニア」を定義して採用活動を進めていきましょう。

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