企業向け:採用ノウハウ

「エンジニアが採用できない」と嘆く採用担当者が知っておくべき採用戦略

圧倒的に人材が不足しているエンジニアの採用に頭を悩ませている採用担当者の方は少なくありません。一方で他社との差別化を図りエンジニアの採用を成功させている企業もあります。今回はエンジニア採用を成功させるための戦略をご紹介します。

エンジニアが採用できない理由

圧倒的なエンジニア不足

そもそも日本のエンジニアは圧倒的に不足しており、一人の優秀なエンジニアを多数の企業で奪い合っているのが今の状況です。

 

 

2020年3月に行われた転職求人倍率レポートによると「IT・情報」の求人倍率は7.04倍。つまりエンジニア1人に対して7.05件の求人が掲載されているということです。

 

 

(出典:2020年3月の転職求人倍率レポート(dodaエージェント調べ)

 

 

また2030年には約16万~79万人のエンジニアが不足すると予想されており、日本では圧倒的なエンジニア不足が続いているといっても過言ではありません。年々進む少子高齢化とIT業界の拡大という需要と供給のミスマッチが起こる中、各社がエンジニアの採用に苦戦するのも当然と言えます。

 

必要なスキルをもったエンジニアがいない

エンジニアの人数不足だけではなく、必要なスキルを持ったエンジニアが日本で育っていないこともIT業界の課題とされています。国を挙げたIT人材の育成に取り組むベトナムや、小学生のうちからプログラミング学習をしているインドに比べて日本のIT人材育成は遅れているのが現状です。

 

 

特に日本では今後需要が減ると予測されている運用・保守エンジニアやテスター、また一部の言語だけを習得しているプログラマーに比べ、需要が増え続けるAIやIoTといった先端IT技術を持つエンジニアや、自ら設計を行い上流から下流まで一気通貫でプロジェクト管理ができる人材が圧倒的に不足しており、企業の求めるスキルをもったエンジニアの採用は今後も難航すると言えます。

 

エンジニアが採用できている企業の成功例

多くの企業がエンジニアの採用に苦戦するなか、必要な人材を採用できている企業があります。実際に採用に成功している企業は一体どのような工夫をしているのでしょうか?

 

採用担当者がエンジニアの知識を持っている

leonidkos– stock.adobe.com

 

エンジニアを採用する時に人事に丸投げしている企業は少なくありません。もちろん採用したい人材像は共有しているとは思いますが、採用担当者自身にエンジニアの知識が「ある」のと「ない」のとでは採用活動に大きな差がうまれます。

 

 

①採用ミスマッチが起きにくい

 

エンジニアの採用をする際には、プログラミング言語や関わったことのあるプロジェクト、経験年数などで候補者を絞るのが一般的かと思います。例えば採用担当者にエンジニアの知識がある場合、特定の言語で約何年の実務経験があれば現場で即戦力になり得るのかというのを大まかでもイメージすることができます。

 

 

一方でまったく知識がない場合、「エンジニア」という大きなくくりでしかとらえることができないため、より細分化された適切な層にアプローチができない可能性があります。たとえ求人の要件に詳細を記載したとしても実際に候補者とやりとりする担当者がまったくの素人でエンジニア用語が伝わらないとなると候補者の気持ちがうまく掴めないというケースもあるでしょう。

 

 

採用担当者自身がエンジニア知識を付けることはもちろん、現場との密なコミュニケーションを取り、より現場に近い感覚を持ってもらう機会を設けることで解決するケースもありますので、たとえ知識が豊富な人を採用担当にあてられなくても問題ありません。現場レベルまではいかなくても、基本的な知識を身に着けてもらえるよう工夫するとよいでしょう。

 

 

②魅力的な求人を掲載できる

 

求人の内容を作成する人と掲載・運用する人が違うというケースもあるかと思います。現場で採用要件を決めて、採用担当者がそれを掲載するとなると、採用担当者にはエンジニアに関する細かい知識は不要かと思われがちですですが、必ずしもそうではありません。

 

 

エンジニアを採用する時には自社サイト以外にも外部ポータルに求人を掲載するのが一般的かと思いますが、より良い求人を掲載するためには、それぞれの掲載様式に合わせた求人の修正・更新作業が必須です。採用の知識をもった担当者が、エンジニアの知識を合わせ持つことで、より求人を魅力的にする工夫ができるため、他の企業との差別化を図れるのです。

 

 

③いらないスキルを定義できる

 

採用担当者にエンジニアの知識がない場合、あらゆる面で自己判断が難しく、特にオーバースペックの人材や不要なスキルを持った人材を候補から外せないという欠点があります。そうなると実際に面接を行う現場の負担だけ増えていくということになりかねません。例えば下記のようなミスマッチは「いらないスキル」が定義できると防ぐことが可能です。

 

 

  • 大手の有名な企業からの転職者なので即戦力になるはずと現場に提案すると、実際はオーバースペックだった
  • スキルはマッチしているが経験年数が長すぎて合うポジションがなかった
  • 手足を動かす人材が欲しいはずが、PL/PMにしか興味がない人材だった
  • SwiftやKotlinなどモダン言語を習得していたが、現場でその言語を使うプロジェクトが動いていなかった

 

 

いらないスキルを定義するためには現場をよく知っていて採用担当者にもある程度のエンジニア知識が必要になります。非常にハードルが高く時間も人的コストもかかってしまいますが、採用を成功させるためには採用担当者への勉強会の提案など前もって対策を講じておくことが重要です。

 

採用対象を広げている

slonme– stock.adobe.com

 

他社と採用戦略を差別化することもまた採用を成功させるためのポイントの一つです。多くの企業が「エンジニアの採用ができない」と悩むなか、いち早く外国人エンジニアや未経験採用に取り組むことで、優秀な人材を早い段階から集めている企業が増えてきています。

 

 

①未経験者採用をしている

 

エンジニア未経験者の採用となると、育成にも時間がかかるため人的リソースが豊富な大手企業しかできないと考えている方も少ないかもしれません。しかし、中小企業でも未経験採用を行っている企業はあります。

 

 

株式会社ネクストビートでは、未経験者であってもエンジニアとして活躍したいという熱意を強く持っている人材をエンジニアとして中途採用しています。もちろんまったくの未経験者ではなく、専門学校やプログラミングのオンライン講座を受講している人がほとんどですが、エンジニア採用を行っている企業であれば、彼らと実務経験者の間には大きなスキルの差があることはよくご存じかと思います。

 

 

即戦力にはならないというデメリットがある一方、大手企業や他の企業との激しい競争をしなくても採用できる点、また自社で研修するため必要なスキルを優先的に身に着けてもらえる点、また経験者より低い給与で採用できる点など大きなメリットがあります。未経験者採用は長期的な目線で見ても確実に有効な打ち手と言えます。どうしても即戦力が採用できないと悩んでいる場合は未経験者の採用を検討してみても良いかもしれません。

 

 

②外国人エンジニアの採用をしている

 

近年増えつつある外国人エンジニアの採用もまた、エンジニアの採用ができない企業が取り組むべき施策の一つです。外国人エンジニアの採用となると「ちゃんとコミュニケーションが取れるのか」「本当に優秀なエンジニアがいるのか」「ビザなどの手続きが大変なのではないか」など様々な疑問や不安を持つのが当然だと思います。

 

 

もちろん外国人エンジニアの採用も初めての場合は社内の準備が必要になりますが、外国人エンジニアを候補に入れた場合、日本人では採用の競争率が高くて採用できないような優秀なエンジニアが採用できるケースがあります。例えばIT業界に特化した人材サービスを行っている私たちTOMATES AGENTには下記のようなエンジニアが登録しています。

 

 

  • バックエンドエンジニア:日本語はビジネスレベルでコミュニケーションが可能。フィリピン出身のエンジニアで、大手企業で3年ほど経験を積んだが、より裁量をもった仕事をしたいと思い転職を希望している
  • フルスタックエンジニア:日本語はビジネスレベルでコミュニケーションが可能。アメリカ出身だが帰化しているのでビザの手続きが不要。日本企業で設計、開発、テストまで一貫して担当していたが新規開発に携わりたいと思い転職を希望している

 

 

なかには日本語が苦手でうまくコミュニケーションが取れない外国人エンジニアもいますが、TOMATES AGENTでは要望がない限り日本語コミュニケーションを問題なくとれるエンジニアしかご紹介していません。そのため特別な準備をせずに日本語で採用を進めていくことが可能です。

 

「エンジニアの採用ができない」悩んだらエージェントに相談

なかなかエンジニアが採用できない、今すぐに即戦力が欲しいと頭を悩ませている方は多いと思いますが、ご紹介した他の企業の取り組みが参考になれば幸いです。

 

 

TOMATES AGENTは外国人エンジニアの紹介実績もあり、就労ビザや各国のエンジニアの採用事例についてご案内が可能です。ご紹介させていただいた求職者の入社後の定着率は98.6%と高く、スキル・志向性のマッチ度が高い優秀な求職者をスカウトから入職までお手伝いしております。まずは話を聞いてみたいという段階でも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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