面接アドバイス

日本での面接で失敗しないための基本的なマナー

面接日程が決まったら、面接で失敗しないためにも面接時のマナーの確認は必須です。面接時にマナーを知らなかったがために、面接官に悪い印象を与えてしまわないようにしたいもの。面接の流れとともに、基本的な面接マナーを抑えておきましょう。

受付・控室でのマナー

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5分前には受付をすませよう

受付は5分~10分前にすませるとよいでしょう。現地に到着するのは15分前や30分前でも良いですが、受付時間が早すぎると面接官が困ってしまいます。ビルの入り口や、会社の受付から見えないところで待機し、緊張をほぐしておきましょう。

受付後、社員の方に会議室へ通されるときは「よろしくお願いいたします」「ありがとうございます」など、しっかりと挨拶をしましょう。他にも面接候補者がいたり、面接官を待ったりするなど、待ち時間があるときは、自分の名前が呼ばれるまで姿勢を正したまま待機しましょう。

遅刻は絶対にしない!万が一遅刻の場合は企業へ電話連絡を

大前提として、遅刻は厳禁です。日本人は特に時間に厳しいため、最低限、面接時間を守ることは意識しましょう。もし、万が一面接時間に遅れてしまいそうになったら、遅れることがわかった時点で必ず企業に電話連絡を入れましょう。電車遅延の場合は、一度電車を降りて電話をかけること。転職エージェントを通じて面接を受ける場合も、まずは企業の担当者へ電話をしましょう。

入室時のマナー

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会議室など、面接場所まで案内してもらえる場合

部屋についたらお礼を言い、指定された席の前まで行き。荷物を席の横に置きましょう。案内してくれた社員の方が一度退出するときに「おかけになってお待ちください」と言われることがあります。お礼を言い座っても大丈夫ですが、面接官が入室したら起立します。

ドアノックが必要な場合

日本では、ドアノックは3回が一般的です。早すぎたり大きすぎたりすると、相手が驚いてしまうので、「トン、トン、トン」と、相手に聞こえるようにノックしましょう。中から「どうぞ」と聞こえたら、「失礼いたします」と言ってドアを開けます。

入室の際はお辞儀をして「失礼いたします」と言い、席につく

ドアをあけたあとに「失礼いたします」と言い、お辞儀をします。お辞儀はゆっくり、3秒くらいかけると落ち着きがあるように見えます。自分の席の前まで行き、荷物を椅子の横に置いたあと、「(氏名)と申します。本日はお忙しいなかお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」などと挨拶をしましょう。相手の目を見てゆっくりと言うのがポイントです。

名刺を受け取るとき

面接官によっては挨拶のときに名刺を渡してくれる人もいます。その場合は、名前を名乗り両手で受け取りましょう。あなたの名刺を渡す必要はありません。

面接中のマナー

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一通り挨拶がすみ、面接官に「どうぞおかけください」と言われたら着席します。面接中は椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばし、手は膝の上です。書類を取り出しやすいよう、カバンは近くに置いておきましょう。

相手の目を見ながら話す

面接官の目を見て話をしましょう。目線が動きすぎると、落ち着きがないと思われてしまいます。

面接官はなるべくあなたの本来の表情を見たいと思っていますから、自然な表情で話すことを心がけましょう。うまくいったことを話すときは笑顔で、難しかったことを話すときは真剣な顔をするなど、いろいろな表情をみせると好印象です。

日本語で思ったことを伝えられなくても、表情から伝わるものもあります。うまく話そうとせずに自然体で大丈夫です。

相手が話しているときは相手の目を見る

話している人の目を見てうなずきながら話を聞きましょう。目線が定まらなかったり相手を見なかったりすると「失礼」「やる気がない」と思われてしまう可能性があります。時々あいづちをはさみながら、積極的に話を聞いている姿勢をみせましょう。

退室時のマナー

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面接が終わったときには「本日はお忙しいなかお時間をいただきありがとうございました」とお礼を伝えましょう。部屋から出る場合は、ドアの前まで行ったら再度お礼を言いドアを開けます。ドアを閉める際は完全に閉まるまで頭を下げたままにしておきましょう。エレベーターや会社の入り口まで送ってもらう場合は、最後に振り返り、改めてお礼を伝えます。

面接で気を付けるべきマナー

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ジーンズやサンダルなど、カジュアルすぎる服装はNG

日本で面接を受ける場合、服装はスーツが一般的です。清潔感を大事にしているため、ジャケットを着ていなかったり、ネクタイがなかったり、ストッキングを履き忘れてしまうと服装のマナーを知らないと判断されてしまいます。

「面接には普段着でお越しください」「私服でお越しください」という案内がある場合も、オフィスカジュアルが無難です。Tシャツにジーパン、サンダルなどのラフな格好は避けてください。

清潔感が感じられない髪型は避けよう

青やピンクなど極端な色に髪を染めたり、寝ぐせがついていたりするのは日本では好まれません。また、前髪が長すぎて目が見えなかったり顔が隠れてしまう場合は、ピンでとめたり結んだりして顔がわかるようにします。

忘れ物があると評価が下がる

履歴書や職務経歴書などの提出書類や、面接時に必要な持ち物を忘れてしまうと、良い印象は与えません。忘れ物がないかどうか、前日までにしっかり確認することが大切です。

そわそわして落ち着かない

髪の毛を触ったり、何度も座りなおしたり、貧乏ゆすりをしたり。これらの行為は悪い印象を与えてしまいます。椅子には浅く腰掛け、背筋を伸ばして手は膝の上に置きましょう。

携帯電話が鳴ってしまう

マナーモードにしたり、電源を切ったりしておき、面接中には携帯電話が鳴らないようにしてください。万が一鳴ってしまったらすぐに「申し訳ありません」と言い、電源を切ってください。

目線を合わせない

面接に限らず話すときに人の目を見ないのは相手に失礼ですし、不信感を与えてしまいます。自分が話すときは面接官の目を見て話し、聞くときは話している面接官の目をみて話を聞きましょう。

「はい」「いいえ」のみで答える

面接に行っているにもかかわらず「はい」「いいえ」だけで答えていると、やる気がないと思われて悪い印象を与えてしまいます。「はい」「いいえ」のあとに、なぜそう考えたのか理由を述べることが大切です。

お礼を伝え忘れる

面接の開始直後と終了後にはしっかり挨拶をしましょう。日本で働くにあたり、「よろしくお願いいたします」「ありがとうございます」などの挨拶は必須。挨拶をしないと、基本的なビジネスマナーが身についていないと思われてしまいます。

マナーを守ってしっかりアピールできるように面接の準備をしよう

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質疑応答だけではなく、受付から気を付けることがたくさんあるのが日本の面接マナーです。堅苦しく思うかもしれませんが、時間を守る、挨拶をきちんとする、話をするときや話を聞くときは相手の目を見る、背筋を伸ばして座る、といった基本的なことを守れば大丈夫です。面接は自分をアピールする場所。マナーも含めて、しっかりアピールできるように準備していきましょう。

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