転職アドバイス

転職時に役立つ自己分析のやり方とは?

転職活動における自己分析のゴールは「転職先を探す軸を決める」「自身の強み・弱みやアピールポイントを理解する」という2つです。転職をすぐに考えていなくても、自分の強み・弱みを知っておくのは今後のキャリアにも役立ちます。早いうちから自己分析をはじめて、次のキャリアにつながる軸を決めていきましょう。

なぜ自己分析をやるのか?

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転職活動では、あなたの希望や意思はとても大切です。転職活動においての自己分析は、「自分自身の好みや適性を明確にして、転職先を探す際の軸を決める」「強み・弱みやアピールポイントを理解する」という役割をもちます。自分がどういう人間なのか、日々物事を進めるときに何を基準に考えているのか。得意なことや不得意なことなど、自分を知っているのと知らないのとでは転職活動の運びが大きく違ってきます。自己分析は転職を成功させるための重要なポイントになるのです。

自己分析の方法その1 過去の職務経験を振り返る

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今までの職務内容を振り返り、身についたスキルや経験を明らかにしましょう。そうすることで、あなたがもつスキルや経験が明確になり、次のキャリアを考えやすくなります。

今までの職種、業務内容、ポジションなどを書き出す

まずは業務内容を書き出してみましょう。

【エンジニアの場合】

参画していたプロジェクトの内容や、任されていた段階、設計から運用まですべて携わっていたのか、開発の一部に携わっていたのか。開発環境や、使用した言語など。

【営業職の場合】

不動産や車など有形商材を売っていたのか、広告やサービスなどの無形商材を売っていたのか。営業方法や自社の立ち位置、クライアントはどんなところかなど。

このように、ざっくりでもどの時期にどんな業務をしていたのかがわかればOKです。マネジメント経験やプロジェクトリーダーの経験なども記載します。

その業務で身についたスキルを書き出す

具体的にスキルとしてできるようになったこと、身についたことを書き出しましょう。

たとえば、
・プログラミングスキルや、設計方法の取得、運用方法など、業務を通じて身についた技術
・取得した資格
・クライアントとの交渉術や、部下との接し方などのコミュニケーション力
・課題の解決方法や考え方
などです。

自分の感情を書き出す

次の4つの観点から、自分の感情がどうだったかも書き加えてみましょう。
・嬉しかったこと
・辛かったこと
・楽しかったこと、またやりたいと思えたこと
・やりたくないこと

 

感情だけでなく、その理由も一緒に考えるのがポイント。その理由が、転職先を見つけるヒントになります。感情と理由を書き出したら、先入観を持たずに分析していきます。先入観をもたないやり方としては二通りあり、一つ目は自分ではない誰かのプロフィールを見ているような感覚で、考え方の傾向と特徴を捉えていく方法。二つ目は、他者にアドバイスしてもらう方法です。

自己分析の方法その2 自分史をつくる

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自己分析は仕事に限ったことではありません。人生を振り返り、何を考えてどのような選択をしながら生きてきたのかを知ることも、ひとつの方法です。

年表をつくり、心に残っているエピソードを掘り下げていく

大まかな自分史を作成し、印象に残っている場面をとりあげます。良い思い出に限らず、悪い思い出もあるでしょう。書き出すときは、「何があった」という事実と、「どう感じた」という感情は分けるのがポイント。まずは事実を書き出し、次に感情を書き足していくとよいでしょう。

 

事実については、次の観点でも考えてみてください。
・取り組むきっかけや経緯はどのようなものだったか
・課題を乗り越えて克服した方法、もしくは乗り越えられなかった理由
・物事を進めることができた、もしくはできなかった理由
・得られた結果と成果

 

感情については、その時どう感じたのか、何を考えたのかという観点をもって書き足していってください。
事実と感情を照らし合わせて分析することで、考え方の傾向がわかってくるはずです。

 

考え方の傾向がわかったら、転職活動において重視したい物事や、自己の適性も明確になってくるでしょう。

自己分析をするときの注意点

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自己分析にはいくつかのやり方がありますが、どのやり方でも次の点を意識してください。

思い込みをしない、先入観をもたない

「こうあるべき」という固定概念や思い込みを捨てて、事実を理解することが大切です。今回の自己分析のゴールは、「自分の強みや弱みを把握して、転職先の軸を決める」「自身のアピールポイントを理解する」というもの。自分の考え方や行動の傾向を知るためにも、先入観をもたないで自己分析することが大切です。

できたこと、できなかったことを認める

自己分析をしていると、できなかったことばかりが目に付いて落ち込んだり、身についたことばかり考えて舞い上がったりすることがあります。自己分析は、事実を並べることから始まるのが一般的。事実の羅列をするときはどちらか一方に偏るのではなく、身についたことと、できなかったことの両方に目を向けて考える必要があります。どちらも自分であると認めることが、自信をもって転職活動を進めるポイントでもあります。事実を淡々と受け止めて自己分析を進めていきましょう。

自己分析ができたら、わかりやすくまとめる

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自己分析ができたら、転職活動の軸や自分の強み・弱みなどが曖昧にならないようにまとめておきましょう。

転職先を選ぶ軸を決める

自分が何を考えたか、後からみてもわかるようにまとめておくと、転職活動中に悩んだときのヒントになるでしょう。

自分の強み・弱みを整理してアピールできる内容を理解する

応募先が具体的に決まり、面接や書類でアピールするためには、第三者が見て理解しやすいような文章を作ることが大切。声に出して何度も読み返すのもよいでしょう。自信がない人はハローワークやエージェントなどを活用するのもひとつの手段です。

自己分析は転職活動のスタートラインでもある

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転職活動では、「仕事内容」「給与などの待遇面」「働き方」というように、複数の観点から「これだけは外せない」という内容=軸を決めてから活動を始めることが大切です。自分の意志があいまいなまま転職活動をスタートしてしまうのはおすすめできません。転職活動を成功させるためにも、自己分析を行ない、自分のことをよく知ってから転職先を探していきましょう。

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